留学生ハンドブック2025
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日本での就職目次に戻る≫4.選考を突破するために3.選考方法▍90英両言語で実施しています。注①  政府主導の就活ルール。多くの日系企業がこのルールに則って採用活動を行いますが、外資系企業など、このスケジュールより早く採用活動を行う場合もあります。注②  2024年9月時点の想定であり、実際のスケジュールは変更になる可能性があります。 企業の志望者リストに登録するエントリーに始まり、会社説明会、エントリーシート(または履歴書)等の書類提出、面接数回、その間に筆記試験(言語的能力、非言語分野、論理的思考力、数的処理能力などをみる適性検査、時事問題、一般常識、作文等)、そして内定というのが代表的な選考過程です。一方で、具体的な選者のプロセスや試験の形式などは企業や業界によって異なりますので、自分の応募する企業の選考方法につき、よく確認してください。 正社員採用の場合、留学生も日本人と同じ選考を受けることがほとんどであり、選考基準も同じレベルを要求されます。 なお、エントリーやエントリーシート提出、筆記試験の実施をインターネット上で行う企業も多くなっています。①準備は早めにはじめましょう。  日本国内で就職を希望する場合には、キャリアセンターホームページまたはWaseda Moodleで御覧頂ける「就職活動ガイドブック」及び「Job Hunting Handbook (in English)」を熟読し、スケジュールに乗り遅れないように就職活動を開始しましょう。選考では、(1)自己PR(2)学生時代に何をどう考え行動し、その経験から何を学んだのか、(3)志望する企業でどのような仕事をしたいのか、それはなぜか、など、みなさんの価値観について深く聞かれることが多いでしょう。なぜ日本に来たのか、何を学んでどのように職業につなげたいのかを明確にして大学生活を送るとよいでしょう。②日本国内で就職を希望するのであれば、日本語能力が必要です。  日本国内にある企業は、外資系企業でも取引先企業や顧客が日本人の場合がほとんどのため、日本語能力を重視します。まずは日本語能力試験(JLPT)N1級を目標として言語能力の向上に努めましょう。選考では日本人学生と同様に選考に参加することになります。

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