留学生ハンドブック2025
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AAA早稲田大学と諸施設目次に戻る≫■ 早稲田大学ソーシャルメディア・メール等の利用におけるトラブル発生するおそれのあるトラブルを防止するための、守るべき事柄とトラブルになりうる行為の例が記載されています。ハラスメントの防止 本学では、『早稲田大学におけるハラスメント防止に関するガイドライン』を制定し、相談を受け付け、その解決に取り組むとともに、リーフレット・Webサイト等での広報や研修等を通して、啓発・防止活動を実施しています。Q  ハラスメントとは何ですか?  上記『ガイドライン』では、ハラスメントとは「性別、性的指向・性自認、人種、エスニシティ、国籍、信条、年齢、障がい、職業、Q  ハラスメントはなぜ問題なのですか?  ハラスメントをされた側にとっては、安心して学習・研究・労働する環境が阻害されることによる悪影響が生じ、学習・研究・労働すQ  学生が加害者になることもありますか?  あります。たとえば、サークルのコンパで性的な言動を繰り返したり、飲酒を強要したりした結果、相手が不快感を持った場合には、防止ガイドライン社会的身分等に基づく不当な差別的取扱いや偏見に基づく言動、身体的特徴等の属性あるいは広く人格に関わる事項等に関する言動によって、相手に不利益や不快感を与え、あるいはその尊厳を損なうこと」と定義しています。大学における主なハラスメントとしては、性的な言動によるセクシュアル・ハラスメント、勉学・教育・研究に関連する言動によるアカデミック・ハラスメント、優越的地位や職務上の地位に基づく言動によるパワー・ハラスメントなどがあります。また、ストーカー行為、飲酒の強要、言葉や態度による精神的嫌がらせ、機微な個人情報を本人の意に反して暴露することなども該当します。る権利の侵害=人権侵害になるからです。軽い気持ちでの行為や言動が相手にとっては耐えられない苦痛となっていることもあり、結果として、心身や日常生活に支障をきたすことも少なくありません。セクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメントになりえます。また、SNSへの投稿等によるオンライン上でのトラブルなども、場合によってはハラスメントになりえます。27▍ https://www.waseda.jp/inst/harassment/about/guidelines-for-preventing-troubles-in-the-use-of-social-media-and-emails このガイドラインにはソーシャルメディア・メール等の利用により

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