緊急時には目次に戻る≫1.事 故99▍緊急時には 外国人学生にもっとも起こる可能性があると予測される事故は、おそらく交通事故でしょう。町中を一目見てわかるように東京には車やオートバイがあふれています。そして日に百件近い数の交通事故がこの都会のどこかで起こっています。日本の交通規則に不慣れな外国人にとっては、車やオートバイを運転するときはもちろん、町の中を歩くときでさえ少なからず危険がともないます。ですから、車やオートバイには十分注意してください。交通事故の場合、治療のために医療保険がききませんので、通常は加害者が治療代その他すべてに責任を負うことになります。万一、交通事故にあったときには、すぐに警察に連絡してください。また、保証人や留学センター事務所に知らせるようにして、責任の所在を明確にすることが重要です。 交通事故のほか、事故や病気のため緊急に病院に行かなければならないときは、消防署に連絡して救急車を呼ぶことができます。ただし、救急車は本当に急を要するときにだけ呼ぶようにしてください。●110番と119番 犯罪、事故は・・・110番 警察に通報するときは、局番なしの110番にかければ24時間体制 ①まず事故か犯罪かといった状況を ②起きた場所または住所 ③自分の氏名̶の順で伝えます。 火事、病気は・・・119番 消防署も、24時間体制で通報を受け付けています。消防署は消防 ①まず火事か救急か ②場所はどこか ③自分の氏名̶の順で伝えます。●交番 交番は、地域のパトロールの拠点として、また犯罪、家出人、落し物などの届け出先や道案内など様々な業務を取り扱い、ミニ警察で連絡できます。電話するときは車と救急車の両方があるので電話をする際は̶署として役割を果たしています。
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